ミッドウィークのEFL杯のラウンド16でブライトンはリヴァプールとホームで対戦し、残念ながら2-3で惜敗し敗退となりました。土曜日の試合を見据えて三笘薫選手を含む主力選手を温存していたとはいえ、現在リーグ戦2位のリヴァプールを相手に善戦していただけに悔しい敗戦でした。
試合は前半はスコアレスで折り返し、後半早々にコーディ・ガクポの稲妻のようなシュートがネットに突き刺さってレッズが先制。63分にはリヴァプールが再びゴールを奪い、またしてもガクポに決められてリードを2点に広げられました。
この時点でやはりリヴァプールは強いなという印象でしたが、81分にはエヴァン・ファーガソンのシュートのリバウンドをシモン・アディングラが押し込み、点差を1点に縮めて反撃のムードが出てきました。ですが、そのわずか4分後にルイス・ディアスが3-1として、これが結果的に致命的な失点となりました。
このリヴァプールの3点目がなければ、90分にランプティが決めたゴールが同点弾となって2-2のまま延長に突入していた可能性もあると考えると非常にもったいなかったです。しかし勝負の世界に「たられば」はないので、これは素直に受け入れるしかないでしょう。
思えば、ブライトンはこのもったいない失点というのが非常に多い気がします。前節のリーグ戦のウルブス戦でも、85分の時点で2-0のリードを築いていたにもかかわらずその後追いつかれて勝ち点2を失いました。リヴァプール相手だとしょうがない気もしますが、最下位のウルブズにホームで勝ち点を取りこぼしているようでは上位争いから脱落してしまうでしょう。プレミアリーグの比較的安定したクラブとして、下位チームにホームでのポイントを失うのを防ぐべきです。
しかし、残念な結果であっても、収穫もありました。最大の収穫は、まだ若いブライトンのチームと監督が、今回の失敗から学ぶことができることです。ファビアン・ヒュルツェラー監督は試合後のインタビューで「学ぶべきだ」と発言したように、この敗戦や経験から学んでチームは強くなっていくんです。
カップ戦では負けてしまいましたが、リーグ戦で再びレッズにリベンジの舞台が設けられます。今のレッズは十分に攻略可能に見えますし、今週末のマージーサイドでの再戦で改善を見せてほしいですね。
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